被災地の日本酒飲んで復興支援!
今回の震災では太平洋岸の日本酒蔵元の多くが被災して、中には津波で丸ごと流されてしまったところさえある。そんな一つが、福島県浪江町の磐城寿。
以前、居酒屋のマスターのおススメで試してみたこの銘柄、ガツンとした中に旨みがあって、手に入れたいなぁ~と思っていた。この蔵は磐城=いわきという名前だから、いわき市にあると思っていたら、もっと北の浪江町だった。波打ち際にある、全国でも珍しい蔵だった様に覚えていた。
そうしたら今回の地震&津波。「もしや・・・」と検索してみたら、やはり醸造タンクもろとも蔵ごと流されたという。幸いにも杜氏他、社員全員避難して助かったとので良かった。
ただ、福島第1原発から7kmしか離れていない場所にあるので、この先同じ所で復活するのは困難だろう。社長で杜氏の鈴木さんは東京農大名誉教授の小泉武夫氏の教え子だそうで、新聞に教え子の安否を気遣う談話を寄せていた。小粒ながら旨い酒を造るこの蔵、たとて異なる場所であっても是非とも復活して欲しい限りだ。
で、東北の酒を飲んで支援!さしあたり募金するくらいしか支援できないのなら、せめて東北の酒をガンガン飲んで、気持ちだけでも届けたい。ってな事で老舗の酒屋のオヤジさんに選んでもらったのがコイツ↓
会津の酒「國権」であります。オヤジさん曰く、福島の酒は原発事故の風評被害で、原発周辺から遠く離れているにも関わらず売れなくなっていると嘆いておりました。全くヒドイ話です。
酒飲み&呑み助なら、今福島の酒を飲まずして何を飲む!日頃“高額納税”をしている我々こそが支援できるのは、福島や宮城の酒を飲む事だ。風評なんて卑劣な噂に惑わされることなく、旨いものは旨い!と東北の酒を飲みましょう。ちなみに宮城の酒では石巻の墨之江とかが好きです(・・・・こちらも被災してしまいましたが)。
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