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音楽

2014年8月 5日 (火)

あの頃の曲

暑い。カラダが溶けちゃうくらいに暑い。

いっその事、カラダの脂肪分だけ溶けてくれないかな、とも思うのだけど、汗がタラ~リと流れるだけ。夏に日差しを浴びるだけで痩せる、ってな方法を考えつく人っていないもんかな。

このクソ暑い陽気に、この曲を耳にすると何だか昔を思い出す。

グレイテスト・ヒッツ

1983年の夏。大ヒットしていたEvery Breath You Take。Policeが好きだったのではないけど、妙に記憶に残っている。

社会人になったばかりの俺は、仕事場~コンビニの店頭で四苦八苦していた。慣れない現場・・・押し寄せるお客さんへの対応、深夜勤務、商品発注、品出し/陳列、店内外の掃除、etc。暑いし夜勤はあるし(眠いし)、教育係の先輩社員にどやされるし、ヘトヘトだった。

そんな今となっては超ブラックな環境で、BGMで流れていたのがこの曲だった。しかし「すき家」といい勝負のブラックな労働環境だったな~。1ヶ月連続の夜勤は当たり前、休みなんて月に1~2度あれば良い方、なんてザラだった。同期入社の連中はいつの間にかボロボロ辞めちまうし、残ったら残ったで気が休まる暇もない。店での仕事はあくまで新入社員の「研修期間」なので何時かは終りが来るのだけど、その何時かが見えなくて消耗しまくっていた。

でもまあ、今となっては良い?思い出・・・・ってか?キツかったよな~。もう無理だな。

♫Every Breath You Take~

2014年1月 1日 (水)

大瀧詠一よ、永遠なれ

新年を前にして65歳にして逝ってしまった。大瀧詠一。

Niagara

買い物帰りの道すがら、クルマのFMラジオから流れてきたニュースにビックリ。はじめはリンゴを喉に詰まらせたのが死因という話だったが、正確には解離性動脈瘤だった。たぶん以前からの長患いだったのだろう。

学生だった30数年前、友人からレコードを貸して貰ったのが切っ掛けだった。やっぱりコレです。

Photo

彼の存在はその頃、本格的に脚光を浴び始めた山下達郎つながりから知り始めた。達郎→シュガーベイブ。これをプロデュースしたのは誰?大瀧詠一ってか?

Sugarbabe

すると大瀧のアルバムを聴いてみたくなる。おーそうか、山下達郎と共演しているアルバムってのがあったんだ、と気が付く。

Niagara_triangle1

そこから遡って大瀧詠一ワールドにのめり込む訳だけど、俺はアルバム全部を持っていた訳じゃないが、ナイアガラトライアングルⅡを聴いてから「おおっ!」っと思い、遡ってトライアングルⅠを聴き直した。

Triangle2

ともあれ、こんなにハマるサウンドを聴いたことが無かったワシらはず~っと新譜を待っていたのだ、「Each Time」以来30年も。

また俺たちの時代の欠片の一つが消えてしまった。寂しいよなぁ・・・

ご冥福を祈ります。合掌。

2012年2月18日 (土)

Whitney Houston

最近出てこないなぁと思っていたら・・・。全く残念でならない。

ボビーブラウンと結婚したのが運命の分かれ道だったのか、その後は坂道を転げ落ちる様にドロドロになっていったと言ってもイイ。

家のCDラックにはデビュー盤も含めて4~5枚あった。妙に懐かしくなってiTunesに取り込みiPhoneに転送。う~ん、このハイトーンとパンチのある歌唱力はいつ聴いてもイイね。色々好きな曲はあるけど、3枚目のアルバム“I'm your Baby tonight”の1曲目、“I'm your Baby tonight”は良いな!

Imyourbabytonight

デビュー盤から続いた路線をちょいとタイトなR&Bテイストにした変えたのだが、これがイイ。まさに王道と言った趣で、最近この手のgrooveには出会っていない気がする。スティービーワンダーとのデュエットもスティービー節に上手く乗ってイイのりだった。

しかし、惜しい。

2010年12月 6日 (月)

Go!Go! Niagara!

いゃ~このヒトは大したもんです。ワシの記憶が確かならば、1984年のEach Time以来、もうかれこれ26~27年オリジナルアルバムを作っていないはず。それなのに旧作をリマスターして商売になっちゃうんだから。

ニポンPops界のシーラカンス、大瀧詠一センセイであります。

Niagara CD BooKⅠです。完全受注生産で3月21日リリース予定。

Niagara

初めてLong Vacationを聴いたとき、サウンドの心地よさと緻密な作りにハマりまくって、Nigaraシリーズを遡って聴きまくったもんでした。名作・迷作・珍作ありましたが、ワシ的にはオーソドックスですが、歴史的名盤Sugar Babe、山下達郎と伊藤銀次とのジョイントが光るNiagara Triangle Vol1、これまた杉真理と佐野元春という豪華なコラボレーションNiagara Triangle Vol2なんてのが好きでした。

それにしても大瀧センセイって印税で食っているのかねぇ?新譜出していないし、CMソングプロデュースしているっていう話も聞かないし・・・(って知らないのはワシだけ?)。何年か前に確か1つだけ新曲をリリースしたけど・・・。27年振りの新作、それも全て新曲のオリジナルアルバムを聴きたいもんです。

2010年2月17日 (水)

We are the world for Haiti 

昨日TVで放送されていたのを観て、即その場でiPodにdown load。

Michel

blogには埋込み禁止がされている様で、リンクしかできない。「ハイチのためにVideoを買って下さい」という訳か。

http://www.youtube.com/watch?v=IUhyhpbLRXs&feature=related

サビの部分ではMJと妹のジャネットが出てきて、ナカナカ良い演出だ。さすがクインシー・ジョーンズとライオネル・リッチーである。

25年前とはずい分顔ぶれが違うけどナカナカ楽しめる。Rapperが大勢いるのはご時世かな。大物ではバーブラ・ストライサンド何てのも出ている。現役バリバリのスーパースターおばさん。未だに日本公演をしていないひとりですね。

日本じゃこんなチャリティをやるって言っても誰が出る?

EXILE?嵐?・・・冗談だろ、勘弁して欲しいわな。

2009年11月14日 (土)

井上陽水のコンサート

11月12日、東京フォーラムに東京でのlive2日目に行ってきた。

井上陽水のコンサートは初めてだったけど、う~む、良かったよ!デビュー40周年記念ツアーということで、デビューアルバムの曲から最新シングルまで、ヒット曲のオンパレードで楽しめた。

陽水本人が還暦だけに、周りのお客さんの顔ぶれも50・60当たり前の世界。結構な年配のおばちゃんがノリノリで肩を揺らしているなど、中々お目に掛かれない光景でありました。

曲目はアンコールも含めて22曲。デビュー40周年という事で、陽水本人も40年ぶりに歌ったという「断絶」。いゃ~懐かしい~!!思い出したよ、♪夜中にデートした 近くの公園で 確かめ合っていたオマエと俺の愛~♪こんな歌、あったよな~。生ギターのイントロを聴いただけで自然に歌詞が口から出てきた。結構覚えているもんだね。ワシが中学2年生の頃の歌です。

  • Happy Birthday
  • 青空、ひとりきり
  • 闇夜の国から
  • Make-up Shadow
  • とまどうペリカン
  • 断絶
  • 帰れない二人
  • カナリア
  • 飾りじゃないのよ涙は
  • リバーサイド ホテル
  • ジェラシー
  • 新しいラプソディー
  • 移動電話
  • クレイジーラブ
  • 限りない欲望
  • 氷の世界
  • 最後のニュース
  • 少年時代

<アンコール>

  • アジアの純真
  • Love Rainbow(新曲)
  • 夢の中へ
  • いっそセレナーデ

今年亡くなった忌野清志朗を偲んで「帰れない二人」を歌った時は、陽水が昔住んでいたアパート(三鷹!)で、陽水が作ったカレーを食べながら清志郎と曲を作ったというエピソードを思い出した。若い時からの友人を亡くすってのは辛いよな。

他の人のblogを読むとここ数年、アンコールの最後の曲は「いっそセレナーデ」が多い様だけど、生で聴くとしみじみ沁みるものがある。当夜、他に「ジェラシー」、「新しいラプソディー」「とまどうペリカン」...etc、彼のバラードはホントに沁みる。「最後のニュース」はLiveの最期じゃないけど、この夜の圧巻の一つだ。

ちなみにアンコールでの「Love Rainbow」は資生堂のCMソングだけど、若いオネーチャンに囲まれてウキウキしている処がエエです。バックコーラスの女性3人組のノリも良い。一度でイイから女性バックコーラスを従えて歌ってみたい、ってのがワシの願望&妄想であります。

もう一度行ってみたいもんです。

2009年8月29日 (土)

Billbord東京でのひととき

ある日曜日の事。

たまたま寄ったレコード店で何となくCDをひやかしていたら、すごく気持ち良いノリの女性ボーカルが聴こえてきた。お店の人に尋ねたら「これです」↓

Laura

ローライジボア・・・アイルランド生れの新人ソウルシンガー。

こりゃナカナカの掘り出し物と思っていたら、J-Waveでプロモーションが掛かっていて頻繁に歌がon airされる。サイトを調べてみると、8月末頃にビルボード東京でLiveをやるという。

そりゃ聴いてみるしかないと、昨夜8月28日21:30の2回目のショータイムに行ってきました。1ドリンク付きで5,500円。Newfaceだからお値段手頃で良し。2階席でチト遠いけど、結構楽しめました。

東京ミッドタウンの中のビルボード東京は初めて。ライブハウスとはいえ結構デカイ。前に何回かBlue Note Tokyoには行った事があるが、アッチの方がもう少しこぢんまりしていて舞台と近くて良かったかな。まあバブリーな空間です。

ショーは1stアルバムしか持ちネタが無いから、若干間延びしたのも仕方ない。何曲かkeyboordを弾き語りしていたが、backbandにまかせてバリバリ歌った方が良かったな。backbandのメンバーはよく知らないが、印象としてはみんなそれなりの「手練れ」の様で、アレンジもイイ感じで彼女のボーカル無しでも十分聴ける気がした。

アンコールはhit曲(っていうか、チャートに乗っていたのかねぇ?)を、もう1回演奏。これは新人なら仕方ないお約束ってなところ。1階席ではみんな席を立って大騒ぎ。

声の感じ良し。スティービーワンダーが褒めたとかいう話だが、これからの歌手。もっと大物か毛色の違うプロデューサーが付いたら大化けするかも。

今後に期待。

2009年8月27日 (木)

「なぜか上海」で「恋の予感」

8月24日から4夜連続で【LIFE 井上陽水~40年を語る~】という番組をNHK教育TVで放映している。これがしみじみイイ。何か貫禄ついちゃったねぇ~。

今日は3夜目で明日が楽しみなのだけど、ちょうど俺が思春期(っていうとチト気恥ずかしい響きですが)の13~14才の頃にデビューして、映画の主題歌になった「夢の中へ」から「傘が無い」etc......改めて沁みる歌ばかりで、画面に合わせて歌いまくってしまっていた。

どの歌が好きかと聞かれてもナカナカ決めかねて一言では言えない。

さすがに初デビュー時の「アンドレカンドレ」時代の歌はよく知らないが、デビューアルバムから80年代後半までのアルバムの曲はほぼ歌えるってのは我ながら大したもん?だ。

番組では本人は「サラッと書けてしまった」様な事を言っていたが、何時も彼の歌詞には和歌や俳句の様にギリギリに制限された必要最小限の文字数で表現する、切りつめた美しさを感じる。余計な修飾語を省き、ズバッとあたかも目の前で起こっているかの様な錯覚すら感じる。故に40年近く経った今でも聴いてみると全く古さを感じない。

中学生の頃、何となく理解できそうな背伸びはしてみても「傘が無い」と歌われたら、それ以上「?」としか説明でき無かった。でもイイ歳のオヤヂになって、酒場で「青空ひとりきり」とか歌ってみるとハッと気が付く。そーか、そうだったのかと。

酔っ払ってカラオケに行くと陽水の歌はKeyが高くて、2コーラス目からきつくて声が出なくなる。でも必ず歌ってしまう。「またかよ~」の非難を浴びても、「恋の予感」「ワインレッドの心」と「新しいラプソディ」「飾りじゃないのよ涙は」を歌わずに帰らないではいられない。

ちなみに「恋の予感」「ワインレッドの心」「飾りじゃないのよ涙は」は、オリジナルの安全地帯と中森明菜も好きだけど俺には陽水の方が響く気がする。

2009年7月 6日 (月)

改めてマイケルジャクソン

亡くなって10日経ったが、まだまだ彼の周辺は喧しい。いや、これからもっとドロドロが始まるのだろうか。

彼に一番衝撃を受けたのは、俺が小学校6年生の頃だった。毎朝時計代わりに観ていた番組に、TBSの「Youg720」というのがあった。知っている人はたぶん懐かしいと思うが、そこで洋楽コーナーみたいなのがあって、ある朝♪ABC~とノリの良いリズムの曲が流れた。

姉の影響か、小学生の割に洋楽好きだった俺はこのサウンドに「!!!」とした。TVの画面を観れば、何とちっちゃい小僧が(自分もだったけど)全身を揺らしてシャウトしているじゃないか!これには子供ながら強烈な衝撃を受けたのを覚えている。小僧なのにこんなノリの良いビートをビンビン響かせるコヤツは何者だ、と。

その後はもう言わずもがな。

だいたいワシらの世代は音楽的には雑食と言っていい。

ハードロックにハマっているヤツのいれば、吉田拓郎あたりのフォークも全盛。旧荒井由美が台頭してきた頃でもあるし、思いっきり背伸びしてキースジャレットの「ケルンコンサート」をさも高尚なモノを聴いているんだぞと言わんばかりに、わざわざ教室に持ってきているヤツもいた(生意気盛りですからねぇこの頃は・・・)。

そんな中で、マイケルの故郷、モータウンソウルにハマるのも定番中の定番で、学校フケてDiscoに行ったことがなくても深夜に放送していたSoul Trainは毎週観ていた何てヒトは結構多いのでないかな?かく言うワタシもその通り。Soul系はどちらかと言うとヤンチャ系の連中が好んでいて、フツウの高校生だった俺は、Allman brothers bandのアルバム辺りを好んでいるフリをしてSoul Trainを毎週観ていたのでありました。彼はThrillerとBADでPOPのカリスマと化してしまったが、その昔はモータウンサウンドを聴かせていたJackson5だったしSoul Trainにもよく出ていた(はず)。

まあ、片やヤンチャ系はその頃のカリスマは何といっても矢沢のCarolか宇崎竜童のDowntown BoogieWoogie Bandで、修学旅行にトッポイ連中はみんなが皆んなつなぎの作業服を着ていたのを思い出す。

そんなこんなの高校時代から大学~社会人。

会社に入って1年目。貸しレコード屋で借りたThrillerをテープに録り、ビロビロに伸びるほど繰り返し聴いていたのを思い出す。まだ1年目~2年目でどんくさい俺はなかなか仕事に慣れず、ストレスが溜まるとカーステレオでBeat itをガンガン鳴らしていたっけ。俺にとって気合を入れてくれたアルバムの一つであったのは間違いない。

こうしてまた一人、同世代の人間が図らずも消えてしまったのは悲しい限りだ。

I'll be there

2009年3月31日 (火)

Melodies of Loveを渋谷で

このタイトルの曲名でピンとくればアナタは70年代後半の音楽に親しんで人…今風に言えばアラ50ですな。

クルセイダースのキーボードプレイヤー、ジョーサンプルの名曲です。先日、渋谷のオーチャードホールにライブを聴きに行ってきた。

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メンバーはピアノがサンプル、ドラムはスティーブ ガッド、ベースはサンプルの息子というトリオ編成。ランディ クロフォードをボーカルにフューチャーするという豪華版。電気楽器無しアンプラグドの渋い構成。この編成だったらオーチャードホールてのはチョイと箱が大き過ぎた様で、出来ればBlue NoteかSweet Basil辺りのLive spotでもっと身近に楽しみたかったところ。

惜しむらくはランディ クロフォードの出来があんまり良く無く、大ヒットのStreet Lifeで途中で歌詞を忘れてしまった事があったりで、少々興醒め。トリオでの演奏も火の出る様なアドリブの応酬ってな訳でもなく(まあメンバーからしてそうだけど)淡々と進んで、昔のFusionが好きだった人間としてはこちらも少々中途半端だったかな、という気がした。サンプルの流れる様なエレピと、ガッドのパワフルなドラミングで押しまくる昔なつかしサウンドが聴きたかったなぁ。でもサンプルも齢70・・・チョイとそれは厳しいか。

サンプルとスティーブ ガッドはエリック クラプトンのbackを勤めていたりしたので、ひょっとしたら今回もクラプトンの日本公演のついでのLive performanceだったのかもしれない(憶測だけど)。

サンプルはメンバーじゃないけれど(クルセイダースだったし)、エリック ゲイルを加えてStuffっぽいバンドを再結成してくれないかな〜。そうしたらお金だしても聴きに行くのに。

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